はじめに
今回は、AmazonのタイムセールでAmazon Echo Dotを購入して、色々と設定してみたお話です。
購入のきっかけは、妻が自宅で使うためのスピーカーが欲しい、という話からでした。
自宅でいろいろと用事をしながら耳が寂しい、ということで、最初は余っていたタブレットでyoutubeやradikoを聞いていたようですが、数年前に購入した安物タブレットでは操作も音質もあまりよくないと不満を漏らしていました。
それならスピーカーを買おうという話になり、スマートフォンでBluetooth接続して操作すればいいかと検討してみましたが、どうせならということでAlexaで色々操作できるようにAmazon Echoにしようという結論に至りました。
購入したのは、Amazon Echo Dot 4 時計付きモデルです。
現在価格は6,980円となっていますが、定期的に行われるAmazonタイムセールで2,000円の割引があり、4,980円で購入しました。
Amazon Echoには、Echo Dot、Echo、Echo Studioというラインナップがあり、順に音質が良くなっていきますが、その分値段とサイズもアップしていきます。
今回は音質を追求したいわけではなく、置く場所の都合からも、一番コンパクトでリーズナブルなEcho Dotを選択しました。
余談ですが、筆者は音楽にはそこそこうるさく、音質を追求するのであればアンプとスピーカーを分けたり、音楽再生専用のスピーカーを選定するべきだと思います。
いくらコンパクトスピーカーの中では音がいい、と言ってもどんぐりの背比べです。
この辺りはまた追々書いていきたいと思います。
音質は、利用してみた感じだと普通です。特に良いとも悪いとも感じず、この大きさのスピーカーならこんなものかな、という程度です。
これまで古いタブレットで音楽を聴いていたことを思えば、少しはましになったかな、という程度ですね。
設置、初期設定
さて、購入後すぐに到着しました。
我が家はAmazonの配送センターが近くにあるので、Amazon製品なら本当にすぐ届きます。
手の平サイズでかわいらしい見た目をしています。
時計表示の白色もアクセントになっていますね。
電源は専用のACアダプターが付属しています。
最近は電子機器が増えてコンセント周りが煩雑になりがちなので、ここはUSB-Cにして欲しかったところです。
設置した後は初期設定を進めていきます。
設定にあたっては、Wi-Fi環境、Amazonアカウントと、スマートフォンのAlexaアプリが必要です。
AlexaアプリでAmazonアカウントを設定した後、Wi-Fiへの接続設定を行います。
これでだけで、初期設定は基本的に完了です。
デバイス登録
Amazon Echoは、単体でスピーカーとして使うことはもちろん可能です。
初回起動時にAmazonアカウントを登録しているので、登録したAmazonアカウントで利用している、Amazon Musicを起動して、Echoを通して再生する、といった使い方です。
しかしEchoの醍醐味は、Echoのマイクを利用してAlexaと会話をし、ほかのいろいろなデバイスを声で操作する、という使い方になります。
基本的にはネットワークに接続可能な、Alexaに対応したデバイスを接続することができます。
AlexaとGoogle Homeがスマートスピーカーのサービスでは2トップとして君臨しており、この2つのサービスには市販のIoTデバイスのほとんどが対応していると思います。
以下、私が登録したデバイスを紹介します。
Amazon Fire Stick TV
一番多く操作しているのはこれです。
子供向けのプログラムを見せたり、止めたり、検索するときに使っています。
Fire Stickのリモコンが手元にあればリモコンの操作でもよいのですが、我が家ではFire Stickはテレビに接続しているのでFire Stickのリモコンもテレビの近くに置いていることが多いです。
(別のところに置くと子供のおもちゃになってどこに行ったか分からなくなってしまいます。)
Fire Stickでの動画再生を止めたい時など、いちいちリモコンのある所まで行かなくても声で操作できるので、手間がだいぶ削減できています。
特に検索については、Fire Stickでの文字入力はキーボードではなくリモコンで行うので、長い文字列を検索したい時などは手間に感じます。
リモコンが手元にある時はリモコンの音声入力でもよいのですが、手元にない時はEchoを通じた検索が非常に役に立っています。
エアコン
我が家で利用しているエアコンが、IoTに対応したモデルだったため登録しています。
エアコンを使う頻度はそれほど高くはないですが、これもリモコン設置個所までの移動が難しかったり、手がふさがっている時などに利用しています。
特に「2階のエアコンを事前につけておく」などの場面で役に立っています。
スマートロック【SESAME 3】
以前の記事で紹介した、玄関のドアに設置している「SESAME 3」も登録しました。
家に帰ってきたときに両手がふさがっていたりする時、声で鍵を閉める、という使い方が多いです。
子供の相手をしている時などの使用が多いですね。
ネットワークカメラ【tapo】
これも別記事で登録した、ネットワークカメラ「tapo」を登録してみました。
Alexaを通じて、例えばFire TVにカメラ映像を映すなどの使い方は可能なのですが、現状は特に有用な使い方はできていないです。
家にある他の機器と組み合わせたりして、もう少し有用な利用方法を見つけたいところです。
スマートリモコン【SwitchBot Hub Mini】
これはAlexaで操作するために、合わせて購入しました。
SwithBot社の製品も、Amazonのタイムセールで安くなっていることが多いので、Echoと同時に購入されることをおススメします。
購入した目的は、主にリビングのテレビを操作するためです。
テレビはAlexaに対応していない製品を使っているのですが、リモコンの赤外線信号をSwithBot Hub Miniに覚えさせて、リモコンの操作をAlexaから行う、という考え方です。
ただし、こちらは後述しますが、現在は完全に使いこなせているとは言い切れません。
テレビのリモコンには沢山の型があり、全てのリモコンのボタンが適応するプリセットをSwithBot側がなかなか持っていないためです。
現在、カスタム設定等を行うことでより良くなるよう、設定を探っている段階です。
グループ登録
Alexaでは、登録したデバイスを「グループ」と呼ばれる単位を作成して、グループに所属させることができます。
たいていは部屋や場所ごとにグループを作って、そこにあるデバイスを登録することが多いと思います。
例えば「リビング」というグループにリビングのデバイスをすべて登録して、”リビングをすべてオフにして”という命令でリビングの機器をすべてオフにする、というようなイメージです。
まとめて複数の機器を操作したい単位でグループを作成するとよいです。
スキル登録
もう一つ、Alexaには「スキル」を登録することができます。
スキルとは、言わばAlexaにいろいろなアプリをインストールしていろいろなサービスを利用する、拡張機能のようなものです。
色々なサービスとAlexaを連携させることで、声による操作でサービスを利用できたりします。
とはいっても、我が家の場合は主にEchoを通じて利用するサービスのみを登録しており、別でアカウントを取得しているSpotifyと、radikoをスキル登録している程度です。
これからやりたいこと
テレビ操作のチューニング
先述しましたが、SwithBot Hub Miniを通じたテレビの操作は、道半ばです。
電源のオンオフや音量の上下はうまく動作しますが、チャンネル指定時にBSになってしまったり、入力切替がうまくいかなかったり、という状態です。
SwithBot Hub Miniでは、デフォルトで用意されているリモコンの各ボタンに対応するキーのほかに、カスタムでキーを登録することができます。
リモコンのすべてのボタンをキー登録することは難しいですが、最低限声で操作したい項目はキー登録して、もう少しスムーズに操作できるようにしたいと思っています。
スマートライトの導入
現在、我が家のライトは一般的なシーリングライトです。
これをスマートライトに交換することで、オンオフや明るさ調整をもう少し柔軟にしたいと言考えています。
ただし、オンオフに限ってはそんなに頻繁に行うものではないので、優先度は低めです。
数か所あるシーリングライトをすべてスマートライトにするのも、労力も価格的にも大変なので、次に電球が切れ時には検討してみよう、くらいの緩い目標でいます。
Tapoカメラの使い方検討
こちらは先述の通り、Alexaにデバイス登録したものの、上手い使い方が見つかっていない状態です。
毎日、子供を寝かしつけた後に、寝室に設置したカメラを余っているタブレットでモニタリングする、という作業をしていますが、古いタブレットで操作の追従性などもあまり良くないので、これをAlexaを使って何とか簡単に操作できないかな、とか考えています。
最後に
今後もAmazonでは、2022/6/18(土)からのタイムセール祭り、7/12(土)・13(日)のプライムデーと、定期的にセールになるタイミングが発表されています。
この機会に、スマートスピーカーを導入されていない方は、Amazon Echoの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
コメント