はじめに
以前、Surface Go 2に楽天モバイルのeSIMを設定した事例を記事にしました。
2022年7月1日より、楽天モバイルの「1GBまで0円プラン」がなくなり、最低利用料が3GBまでで月額1,078円に改定されたことにより、楽天モバイル回線を解約していました。
乗り換え先の回線として、新たにIIJmioのeSIM回線を契約してみたので、今回はダウンロードと設定内容を紹介します。
回線の選定
乗り換え先の回線として、今回はIIJmioのeSIM回線を選定しました。
選定のポイントとしては、以下のような基準でした。
・データ専用プランだけでよい(音声通話は必要ない)
・ネットだけで手続きが可能
・月間3~4GB程度使えれば十分
・Windowsへの導入実績や事例が多いほうが望ましい
ということで、複数の会社のプランを検討した結果、IIJmioのeSIM、データのみ4GBプランで申し込みました。
4GBで月額660円というお値打ちのプランです。
また、IIJmioの回線開通には、通常3,300円の手数料がかかりますが、Amazonで初期費用分を割引にできるパッケージが販売されています。
これを購入して開通時に適用することで、約3,000円分の手数料分がお得になるので、新規契約される方は是非とも利用されることをお勧めします。
(IIJmio以外にも、各社同様のパッケージがAmazon等で販売されているので、要チェックです)
プロファイルの削除、再起動
さて、Windows(Surface Go 2)には、前回の記事で導入した楽天モバイルのeSIMが設定されているので、まずはこちらの設定を削除します。
設定を削除後、再起動しないと別のプロファイル設定がうまくできなかったので、注意が必要です。
IIJmioプロファイルの設定
再起動後、新しいeSIMのプロファイルを設定していきます。
以下は画面ショットを順に取得したものですので、設定される方の参考になればと思います。
Windowsメニュー「設定」の、「ネットワークとインターネット」から、「携帯電話」を選択します。
「データ通信プランで接続」を選択します。
「eSIMプロファイル」を選択します。
「プロファイルの追加」を選択します。
QRコードのスキャン画面が表示されるので、IIJmioのプランから表示した設定用のQRコードを読み取ります。
Windowsの案内に沿ってプロファイルのダウンロード・インストールを進めます。
プロファイルのインストールが完了すると、インストールしたプロファイルが表示されるので「使用」を選択します。
選択したプロファイルが使用され、端末が携帯回線に繋がっていれば設定完了です。
最後に
今回は実際に設定した画面キャプチャを紹介しましたが、IIJmioのサイトにもWindows端末へのSIM設定方法が紹介されています。
体感としては、楽天回線よりも簡単に設定できました。
もちろん楽天回線にメリットがなくなったわけではなく、大量に利用する予定がある場合は楽天回線の月額2,980円で使い放題のプランがお得だったりします。
0円で利用できる回線がなくなった現在、月間の利用量の見積もりが大切になってきていると思います。
利用量が少量の場合は見合ったプランを各社の料金体系の中から選択する必要があるので、より一層情報を収集する能力が大事になってきていると感じます。
楽天回線は基地局と利用者数などの関係で、やはり大手三社よりは繋がりにくいなどの口コミがあるので、これらのメリットデメリットを加味した回線・プラン選びが重要ですね。
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