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飛行機に乗った時のギモン | 家族の風景

飛行機に乗った時のギモン

今回は飛行機に乗った時に「あれって何だろう?」と思われるようなことについてお話ししたいと思います。

皆さん、飛行機に乗った時CAさんに「手荷物は前の座席の下にご収納ください」と言われたりした経験はありませんか?また、長い飛行時間を利用して自分のタブレットで映画を見ようとテーブルを出してセットしてたのに離陸前に「テーブルを元の位置にお戻しください」と言われたことはありませんか?はたまた彼氏と仲良く手を繋ぎたいから肘掛けをあげていると「肘掛けを元の位置におさげ下さい」と言われたことありませんか?(意外とこのシチュエーションあるんです。)
これらは全て安全の為に行われている“キャビンチェック”と言われるもので、離陸前と着陸前に行われます。
何故その2回行われるかと言うと、離陸時と着陸時が一番事故が起こる可能性が高く、緊急事態が起きた時に迅速に脱出ができるようにする為です。では、この先はどうして荷物を前に収納したり、テーブルを元に戻したりしないといけないのかを説明していきたいと思います。

  • シートベルト
  • テーブル、背もたれ
  • ひじ掛け
  • 荷物

それぞれ一つずつ理由を説明していきますね!

シートベルト

シートベルトを締めない人はほとんどいないと思います。
でもそのシートベルトもねじれ、緩みがあってはいけません。
まず緩みがあると緊急時に身体がすり抜けてしまう可能性があります。
また、ねじれがあるとその部分に力が加わり怪我をしてしまい、最悪の場合もあります。
上空でシートベルト着用サインが消灯している間は外していただいて構いませんが、飛行機は急に揺れることもあります。
基本的にはお手洗い等で席を離れる時以外はシートベルトは常時着用することをお勧めします。

テーブル、背もたれ

テーブルは出したまま、背もたれを倒したままだと緊急時脱出の妨げになります。
背もたれは後ろに人が座ってなかったら使ってもいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、背もたれを倒したままだとシートベルトに緩みが出てしまい、緊急時身体が抜けてしまう可能性があります。
離着陸の時は必ずテーブルと背もたれは元の位置に戻しましょう!

ひじ掛け

ひじ掛けは緊急時すごい勢いで急降下したりすることがあります。
その時に人間はどこかしらに捕まる習性にあり、ひじ掛けを下ろすとそこに捕まって支えることができます。
ただ、ひじ掛けについては航空会社によって指示が違うようです。

荷物

手荷物は前の座席の下、奥深くに収納するように言われます。
手荷物を足元に置いたままにしていると緊急時脱出の妨げになります。
また、よくいらっしゃるのが電車に乗った時の癖で膝裏に置いている方です。
何故膝裏ではだめなのでしょうか?
それは座席のすぐ下にライフベストがあるからです。緊急時ライフベストをすぐに取り出す為に荷物は前の座席の下に収納する必要があります。

全て簡単にではありますが、飛行機に搭乗したときに客室乗務員に声をかけられる可能性のある場面について説明させていただきました!
飛行機に搭乗した時、客室乗務員は離着陸前は時間に追われていているので、丁寧に説明してくれる客室乗務員もいればささっと声をかけるだけの客室乗務員もいると思います。
特に説明をされないと「何でだろう?」と思う方もいらっしゃる方もいるのでは?と思い、そんな方たちに参考になればと思います!

是非、空の旅をお楽しみください♪

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