はじめに
Amazonプライムデーが、2022年7月12〜13日にかけて開催されました。
我が家ではそのタイミングで、ロボット掃除機を購入しました。
前々からロボット掃除機に2階の掃除を任せられれば、日々の掃除がとても楽になればと考えていたところで、プライムデーでセールになる機種を探していました。
ロボット掃除機と言えばまず思い浮かぶのがiRobot Roombaシリーズですが、上位機種になると機能は非常に優れるものの、値段もそれなりに高くなってきます。
そんな中、Anker Eufy シリーズが、コストパフォーマンスに優れるという口コミをいくつか見ていたので、目を付けていました。
購入
今回購入した、Anker Eufy RoboVac G30 は、必要十分な掃除機能を備えながら価格は29,800円とコストパフォーマンスに優れています。
プライムデーでは、9,000円引きの20,800円と約3割も安くなっており、このタイミングだと思い購入しました。
いつものように、注文後ほどなくして到着しました。
今回はプライムデー期間ギリギリで滑りこむように購入したため、他のプライムデーの注文の後に配送予定が入ったためか、普段より2~3日到着が遅かったです。
気に留める範囲ではありません。
開封、動作確認
早速開封します。
中身は本体に加え、ACアダプター、充電ステーション、ブラシ×2、フィルター×1、フィルタ掃除用ブラシ×1、インシュロック、説明書でした。
真ん中の白くて細長い袋に入っているのがインシュロックです。おそらくステーション設置時にACアダプターの余剰ケーブルをまとめるためのものです。
フィルターは本体に装着されていたので、この付属品はスペアのようです。
またブラシもこの機種には1つだけ搭載するので、1つはスペアですね。
本体は到着時点である程度充電されていたので、開封後すぐに動作確認することができました。
所定の位置にブラシを設置して電源を入れると、しばらく走ってある程度のごみを吸ってくれていたので、本体の動作に問題はなさそうです。
ブラシを付けるとこんな感じです。
EufyHomeアプリからの操作
単体での動作確認は問題なかったので、次はアプリを通じての操作を設定します。
EufyHomeというアプリから、ほかのIoT家電と同様にWi-Fiに接続していきます。
他社のIoTアプリと同様、初回利用時はユーザー登録が必要です。
ユーザー登録が完了すると、使用する家電の登録をしていきます。
今回は「ロボット掃除機」→「RoboVac G30」と選択していきます。
選択後、接続するSSIDとパスワードを入力します。
入力後に本体の電源を投入し、Wi-Fi接続準備が整ったことを確認したら、eufyのWi-Fi SSIDに接続し、本体に家のWi-Fiの接続情報を渡して完了、という具合です。
接続方法はアプリ内に詳しく案内されるので、案内に従って操作するとスムーズに接続できました。
デバイスの追加がうまく完了したら、本体に名前を付けてアプリから操作するだけです。
アプリからの動作開始・停止はもちろん、曜日ごとのスケジュール設定や、吸引パワーの設定などが可能です。
吸引パワーの設定は、BoostIQという機能が搭載されており、床面に応じて最適な吸引力で掃除してくれる、とのことです。
カーペットの上などでは強い力で吸い込んでくれるようですね。
我が家で使用するのは主にフローリングと畳なので、そこまで強い力は必要としないと思いますが、このBoostIQモードに設定しておきました。
Alexaとの連携
我が家には以前紹介した記事の通り、Amazon Echo dotを設置しています。
このRoboVac G30もAlexaとの連携に対応しているので、AlexaとEufyHomeアカウントを連携させて接続していきます。
ほかのIoT家電とAlexaとの連携と同様、AlexaアプリからEufyHomeのスキルを有効にします。
EufyHomeアカウントで認証を行うと、すぐに使えるようになりました。
あとは、デバイスの名前を付けたりグループに追加したりして、Alexaへの命令を使いやすく登録するだけです。
我が家ではAlexaに、「2回のRoboVacで掃除して」と話しかけるだけで、掃除をしてくれるようになりました。
しばらく使ってみた感想
記事執筆時点で、設定して1週間ほどが経過しました。
しばらく使ってみた感想としては、値段以上には活躍してくれています。
掃除能力には概ね満足
一通り動作した後の状態は、雑に掃除機をかけた程度には掃除してくれています。
部屋の隅や細かい部分については、ブラシはついているものの完全な掃除はできないので、四角い部屋を丸く掃いた状態ですが、普段の掃除機掛けでもそこまで細かくはできていないことを考えると及第点です。
気になる部分があれば、数日おきにそこだけ重点的に掃除機をかければよい程度です。
薄いので家具の下にも潜り込める
Eufyシリーズは概ね他社製品と比べても薄型に設計されており、RoboVac G30は約72mmの高さです。
Roombaと比べると約2㎝も薄いです。
この約2cmのアドバンテージは、家具の下のスペースに入れるかどうかという点において非常に重要です。
我が家の2階には、ベッドやソファといった大きめの家具を設置しているのですが、見事に下に潜り込んでくれました。
滞りがちだったベッド下やソファ下の掃除を行ってくれるので、非常にすっきりしました。
大型家具をどかしたり、身をかがめて掃除機を伸ばす必要がなくなり、掃除の億劫さや手間から解放されました。
多少の段差やケーブルの乗り越えは余裕
我が家では、廊下を挟んで2部屋分の掃除をEufyに任せることにしました。
廊下と部屋の間には、引き戸のレールを兼ねた敷居があります。
敷居と廊下はほぼフラット(高さ数mm程度)なのですが、この敷居はらくらく乗り越えてくれました。
また、部屋の中には扇風機を置いていて、電源ケーブルが床を這っていますが、こちらも巻き込むことなく乗り越えています。
もう少し高い段差や強度のないケーブルの場合はどうなるかは分かりませんが、少なくとも我が家の環境では今のところ問題なく動作しています。
アプリのマップから掃除個所を確認できる
アプリからデバイスを選択すると、直近の掃除状況を確認できます。
壁にぶつかった位置をセンサーで記録していき、掃除したマップを表示可能なので、最終的な部屋の形を表示してきちんと掃除できていることが視覚的に確認できます。
マップを記憶する機能は搭載していないので、掃除する度に微妙にマップが変わったりしますが、ほぼ毎回同じ地図が出来上がっているのでそれなりの精度で掃除できているようです。
ダストケースからのごみ捨てはホコリが飛び散りやすい
一方、もう少し改善求めたいところは出てきました。
まず、掃除後のごみを捨てる際ですが、ダストケースを2つに開いてごみを捨てる方式です。
開く面積が大きいため、開けた際にホコリが飛び散りやすいです。
特にゴミ箱の口が小さい場合などは、開いた面積分の誇りを受け止めづらいため注意が必要です。
個人の体感ですが、Eufyに限らず海外メーカーの掃除機は、ごみ捨て時のホコリが飛び散りやすい傾向にありますね。
その点、日本のメーカーは細部までよく設計されていることが多いです。
バッテリーの着脱や交換ができない
長期的に使えば、バッテリーの劣化により駆動時間が短くなることが想定されます。
このRoboVac G30は、バッテリーの着脱や交換は基本的にできず、バッテリーが劣化して動かなくなった場合などは、基本的に寿命だと考えた方が良いみたいです。
その代わり、製品の標準保証期間は18ヵ月と他社製品より長く、最低でも3年は故障に対応してくれるので、3年を目安に次のモデルの検討をした方がよさそうです。
自分でバッテリーの交換ができないのは残念ですが、価格が価格ですので仕方ない面もあります。
標準価格で1年1万円と考えると、妥当な価格のように思えますね。
総合的にはオススメです
良い点、改善してほしい点含めて記載しましたが、総合的には購入してよかったと思っています。
初めてのロボット掃除機で少し不安でしたが、今のところは想像以上に働いてくれています。
特に、我が家のように2階建て以上の住居にお住まいの方は、ワンフロア分をロボット掃除機に任せる、というような使い方は非常に有効だと思います。
ロボット掃除機に合わせて家具の配置を考えることで、家具の配置や床下のスペースの整頓も進めることができると思います。
これからも、生活を便利にするIoT家電の導入を積極的に紹介していきます。
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